「はやく」とは「早く」と「速く」があります。
どちらも大切ですが、特に大切にしたいのは「早く」です。毎年の採用に置いても、インターンや見学に早くいらっしゃるかたは、やはり日頃から「次の目標」「次の行動」に目が向いていると思いますし、実際に行動に移すことができていると評価されます。そして動きが遅い人はやはり仕事でも取りかかりが遅かったり、目標の定めが遅いのではないか、とも疑ってしまいます。
 では、よく考えて物事を見極めてから動く人と、何も考えず脊髄反射のように動く人どどちらが良い人材でしょうか。
地頭の良い人は一見よく考えて動くことに合理性を見出すかもしれませんが、実際には反射的に動く人のほうが伸びます。
何故なら、失敗をするからです。基本的に人は失敗から学ぶことが大切です。若いうちに沢山の失敗を経験した人は、あとになってその経験が大きな力になります。
その経験の差はいずれ圧倒的になります。若いうちの失敗なんて、命取りになるようなことはほとんどありません。
しかし、中堅をすぎ責任ある立場となってからの失敗は命取りです。若いうちに沢山失敗すべきです。
ですので、早く動いて、良い結果も悪い結果も沢山得て、体に染み込ませることが大切なのです。

院長