専門馬鹿

昔、若い頃に私の師匠となる人から教えられたことの一つに「専門馬鹿になるな」という教えがあります。 獣医師という職業は、国家試験に合格するすればすぐに先生と言われる仕事につきます。 何もできずに、医療スタッフさんから尻を叩…

日進月歩

当院では月一回、著名な臨床病理医の先生をお呼びして症例発表を行っています。 先日、その先生が「最新の設備がある大きい病院や、有名な先生の病院にいったからって優秀な獣医になれるわけではない。 患者さんのためにどれだけ一生懸…

勉強の機会

2か月に1回のペースで全5回コースの眼科セミナーに通っていました。 眼科専門の先生方によると、一時診療病院における動物眼科診療のレベルにはかなりのバラつきがあり、手遅れの状態になってから二次診療病院へ紹介されるケースも多…

AD

 ADとは当院の造語で、アシスタントディレクターをもじってつけた部署です。 通常、上級医療スタッフが4つの大きなPCの画面の前に張り付いて、受付状況と診察室、処置室、X線室、超音波室、入院舎をチェックしながら、獣医師と医…

検査機器

今回は病院内の検査機器についてお話したいと思います。 検査機器は診断の手助けとなり、ご家族のかたに今の動物さんの状況を客観的にお伝えすることもできる、なくてはならない存在です。入社すると検査機器に触れるタイミングは比較的…

Good & New

 朝の朝礼では、短い時間ですが、Good&Newという取り組みをしています。 クッシュボールというおもちゃを投げて、受け取ったひとは、24時間以内にあった良かったこと、新しいことを、皆の前で発表する、という取り組みです。…

自己管理

プロフェッショナルの定義は様々ですが、私は重要な項目の一つに「自己管理」があると考えています。 たとえば、あなたは、二日酔いで頭痛がひどく、飛行のための資料をオフィスに忘れてきてまあいいかと思っているパイロットの飛行機に…